「だし」と聞くと、優しい風味を連想しますよね。
今回は、だしで健康的で満足感のある料理を実現できることを、塩分と比較しながら、紹介します。
なるべく塩分を使用せずに健康的な料理をお客様に提供したい方、だしの素材の良さをひきだした料理をつくりたい方、要チェックです。
□塩分と高血圧の関係とは?
塩分を摂りすぎると血液の濃度が濃くなり、浸透圧を保つために血液中の水分が増えます。
それに応じて、血管に流れる血液量も増え、大きな負担がかかるため、高血圧になってしまうのです。
高血圧が続くと、動脈硬化が進行し、脳卒中や心臓病といった死につながるような病気を患うリスクが高まるため、非常に危険です。
したがって、日常生活から塩分が多く含まれている食品を控えることが非常に大切です。
例えば、普段の味噌汁に使用する顆粒だしを食塩控えめのものに変えてみるのはいかがですか。
□減塩には出汁が効果的!
減塩をしていても、満足感のある食事をとるためには、塩分の替わりにだしを使用するのがおすすめです。
だしを使用すると、減塩生活を無理なく続けられます。
なぜなら、だしにはうまみ成分がたっぷり詰まっており、香りも良いからです。
まず、私たちが満足感のある食事をとるための条件として、5味(塩味、甘味、苦味、酸味、うま味)を感じられること、また香りを感じられること、が挙げられます。
だしには、うま味を構成するグルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸が含まれています。
うま味成分がたっぷり含まれているだしを使用すると、風味が増し素材本来の味が引き立つため、塩味が減ることによる物足りなさをしっかりと補ってくれます。
また、香り成分もたっぷりと含まれているため、食欲を満たしてくれます。
うどんのつゆや味噌汁のだしの香りは、私たちの嗅覚を心地よく刺激し、満足感をもたらしてくれますよね。
したがって、だしのうま味や香りは、塩分の替わりに満足感のある食事を私たちに提供してくれるのです。
これを機会に、塩分の替わりにだしを使用した健康志向のメニューを考えてみてはいかがでしょうか。
□まとめ
塩分の取りすぎは高血圧につながり、最終的には死に至ります。
しかし、だしは摂取しすぎても高血圧を患うことはなく、また塩分のかわりに、美味しい料理作りの手助けをしてくれます。
当社では、科学的根拠のあるデータをもとにして、高品質な味を持つだしを、安定的に提供しています。
これを機会に、当社のだしを検討されてみてはいかがでしょうか。