しじみ出汁は、豊かな風味と旨味を持つ貝の出汁であり、料理に深い味わいを与える秘密の一つです。
本稿では、しじみ出汁の使い方と活用についてご紹介します。
味噌汁以外の活用方法をご紹介しているので、しじみの旨味を料理にプラスしたいと考えている方はぜひご覧ください。
□美味しいしじみ出汁の取り方とは?
1.新鮮なしじみを選ぶ
・後縁部がなめらかな曲線になっている
・揺らしてもカラカラとならない
・貝殻にツヤがある
・重量がある
これらが新鮮な貝の特徴です。
また、死んでいるしじみには貝の間に泥が入っています。
スーパーでしじみを選ぶ際、確認してみましょう。
2.浅いザルを使う
浅いザルを使い、重ならないように並べるようにしましょう。
そうすることで、砂を再び吸い込むことを防げます。
3.水と一緒にひと煮立ち
だしを取る際は、水から加熱していくようにしましょう。
しじみの貝が開いてすぐに火を止めることでしじみの旨味をぎゅっと閉じ込められます。
4.しじみをたくさん使う
しじみは旨味の源です。
さまざまな栄養素や旨味成分が含まれているため、しじみをたくさん入れれば入れるほど旨味が感じられます。
□味噌汁以外にもしじみは使える?
以下では、しじみの出汁を使ったクラムチャウダーの作り方をご紹介します。
材料は以下の通りです。
・しじみ150g
・玉ねぎ1/2個
・じゃがいも1個
・パセリ適宜
・貝だし大さじ2
・牛乳200cc
・バター20g
・水400cc
・黒こしょう適量
*作り方
・下ごしらえ
しじみは網を敷いたバットに並べ0.3%の塩水に浸けて冷暗所に3時間程放置して砂抜きを行いましょう。
1.玉ねぎをみじん切りにし、じゃがいもは幅3mmのいちょう切りにします。
2.鍋でバターを熱し、1で切った玉ねぎを炒めます。
玉ねぎが透き通ってきたら、分量の水を加えて10分程煮込み、じゃがいもが崩れてきたら木べらで崩し、しじみを加えましょう。
3.しじみの殻が開いてきたら、貝だし、牛乳、バター、水を加えてひと煮立ちさせます。
4.黒こしょうで味を整えたら、お好みでパセリを散らします。
□まとめ
新鮮なしじみを選び、浅いザルで再び砂を吸い込むことを防いで、水からひと煮立ちさせればより旨味が感じられるようにします。
しじみは味噌汁以外にもさまざまな活用方法があります。
しじみ出汁を手軽に使いたい方は当社の調味だしがおすすめです。
【素材調味だししじみ400ml】
国産のしじみをたっぷり使用。
素材のおいしさを最も引き立たせた弊社独自の製法で、しじみを抽出した液体調味だしです。
和食、ラーメン店、居酒屋、洋食店さまにオススメです。
気になる方はぜひサイトをご覧ください。