牡蠣はおいしいだけでなく、疲労回復の効果もあるのです。

牡蠣の栄養について知り、体力の回復に努めましょう。

 

今回は、牡蠣の栄養素について解説します。

おいしい牡蠣の選び方や下処理方法、保存方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 

□疲労回復が期待できる栄養とは?

 

牡蠣には、疲労回復に効果的な4つの栄養素が含まれています。

 

1つ目は、タウリンです。

タウリンは、筋肉細胞のダメージや喫煙や肥満、食生活などが原因で起こる有害な作用を軽減してくれる効果があります。

またタウリンを十分に摂取することで、脂肪燃焼効果が高まり、疲労感の改善にもつながるといわれているのです。

 

2つ目は、鉄分です。

鉄分には、酸素を全身に供給する機能があります。

そのため鉄分が不足してしまうと、食欲が低下したり、疲労感が抜けなくなったりします。

また、鉄分不足は免疫力の低下にもつながるので、女性は6mgを男性は7mg程度を目安に摂取するのがおすすめです。

 

3つ目は、亜鉛です。

亜鉛には、免疫細胞を活性化させる効果があります。

抗炎症タンパク質の合成により、炎症の抑制し、免疫反応の効率が高めてくれるのです。

 

4つ目は、ビタミンBです。

ビタミンBは、エネルギー代謝を高め、疲労感を解消してくれる効果があります。

疲労時に多く消費されるため、ビタミンBをしっかり取ることで、好循環をつくりましょう。

 

□牡蠣の選び方と下処理方法!

 

おいしい牡蠣を見分けるポイントは、日付と貝柱と殻です。

牡蠣は鮮度が重要です。

時間がたつと、味も悪くなるので捕れた日付や加工日が新しいものを選びましょう。

 

また新鮮な牡蠣は、貝柱が半透明です。

貝柱が乳白色で、身が白いものは、漁獲から時間がたっていると考えられます。

 

そして、殻付きの牡蠣を選ぶときは、口がしっかり閉じているものを選びましょう。

殻に丸みがあるものや厚みがあるものがおすすめです。

傷があったり、割れたりしているものを選ぶのはおすすめしません。

 

牡蠣には、下処理が必要です。

まず、牡蠣の殻を専用の道具で開け、貝柱を切ります。

殻が開かないときは、600Wの電子レンジで30秒ほど温めましょう。

次に、大根おろしや片栗粉をまぶして、こすり洗いします。

最後に、しっかりと水で洗い流して、水気をきります。

 

下処理した牡蠣を保存するときは、ラップに包んで、冷凍すると良いでしょう。

殻付きのままであれば、冷蔵庫のチルドルームで3日程度保存が可能です。

 

□まとめ

 

牡蠣には、疲労回復に効果的な栄養素が十分に備わっています。

牡蠣は殻付きのままでも、下処理後でも保存ができるので、多く買ってしまっても大丈夫です。

 

ぜひ食に牡蠣を取り入れ、食べる人に元気になってもらいましょう。