出汁パックは手間を省けるため、出汁を取る際によく使われます。
出汁パックにもさまざまなタイプが存在します。
今回は、3つの出汁パックのタイプの違いと出汁の取り方についてご紹介します。
出汁パックで出汁を取りたい方はぜひ本記事を参考にしてみてください。
□3つの出汁パックのタイプ
出汁パックは1種類だけでなくいくつかタイプがあります。
*旨味調味料タイプ
出汁パックの中に旨味調味料の主成分が入っています。
この出汁パックの魅力として、他の2種類の出汁パックと比較して煮出しの時間が短い点があります。
また、醤油や塩などがすでに含まれており、調味料を入れなくても味が決まりやすいのが特徴です。
ただし、塩分を多く摂り過ぎてしまいがちになるので注意しましょう。
*旨味調味料とダシ素材の混合タイプ
ダシ素材と旨味調味料がバランスよく配合されています。
ダシ素材が含まれているため、旨味調味料だけのタイプと比較して風味が良いです。
*ダシ素材
ダシ素材のみで旨味調味料が入っていないタイプです。
醤油や塩といった調味料が含まれていないため、離乳食や減塩食によく使われます。
また、他の2種類の出汁パックと比べ、風味が強いことが魅力的です。
□出汁パックの出汁を取るための使い方
上記ではさまざま種類の出汁パックについてご紹介しました。
出汁パックのタイプの違いで煮出し時間に多少の違いはありますが、出汁の取り方はほぼ同じです。
材料
・出汁パック
・水
出汁を取るための手順
①材料を入れる
大きめの鍋に出汁パックと水を入れます。
菜箸で少し揺らすことで、出汁パック全体が水に浸るようになります。
10分ほど浸けて置くことで、よりしっかりとした出汁が取れます。
②煮出し
材料を入れた後、強火で沸騰させます。
沸騰後、中弱火で7分から8分程度煮出します。
煮出しすぎると出汁の香りがガス化し、空気中へと逃げていきます。
そのため、風味が落ちてしまうので注意しましょう。
③出汁パックを取り出す
出汁が綺麗に色づいてきた場合、お玉などを使い、出汁パックを取り出しましょう。
□まとめ
「旨味調味料タイプ」「旨味調味料とダシ素材の混合タイプ」「ダシ素材タイプ」の3つの出汁パックのタイプについてご理解いただけたでしょうか。
それぞれのタイプによって、煮出し時間や風味の違いがあり、出汁の使われ方も異なります。
ただ、出汁の取り方は基本的には同じであるため、本記事を参考に出汁を取ってみてはいかがでしょうか。
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