新たな味わいを追求するためには、素材1つ1つに新しい角度からアプローチすることが大切です。
そこで今回は、はまぐりだしの取り方とはまぐりだしを使った料理を紹介します。
はまぐりだしを使った料理を作りたい方は、ぜひ参考にしてください。
□はまぐりだしの取り方
はまぐりの美味しさを最大限に活かすためには、砂をしっかりと吐かせることが大切です。
この砂だしの工程を丁寧にすることで、はまぐり特有の風味を損なうことなく、砂や泥の不純物を取り除けます。
また、美味しいだしを取るためには、昆布とはまぐりを水からじっくりと煮出すことがポイントです。
この際、火加減は弱火に設定し、10分程度慎重に加熱することで、昆布からは旨味成分が、はまぐりからは香りと味わいが抽出されます。
はまぐりが口を開いたサインを見逃さずに、それぞれ取り出しましょう。
得られたはまぐりだしは、さまざまな料理に使えます。
はまぐりだしを使ったご飯はもちろん、お吸い物や煮物、さらには鍋物など、多様な料理に応用できます。
□はまぐりだしで作れる料理を紹介!
*チキングリル
1:ソースの作り方
バター15g、ガーリック5片、オリーブオイル15ccをプチソースパンに入れ、弱火で加熱します。
ガーリックの香りが立ったら、はまぐりだし15ccと鶏ガラだし30ccを加え、一煮立ちさせた後、醤油10cc、塩、コショウを加えて味を整えます。
2:チキングリルの作り方
チキンに隠し包丁を入れ、日本酒でマリネした後、小麦粉を薄くまぶして皮目から焼きます。
白ワインを加えて蓋をし、火を通した後、先ほどのソースをかけます。
最後にクレソンを添えることで、見た目にも鮮やかな一皿になりますよ。
クレソンは、そのペッパリーな風味がバターガーリック醤油ソースのチキングリルと相性抜群です。
*茶碗蒸し
豆乳を400Wの電子レンジで1分40秒加熱し、卵2個、はまぐりだし4分の1カップ、醤油小さじ1、粉末だし小さじ2分の1を加え混ぜます。
耐熱容器に、先ほど作った卵液、えび、しめじ、はまぐりを加え、熱湯の入った鍋に入れて中火で2分、弱火で6分加熱し、火を止めてそのまま8分放置します。
最後に白髪ねぎと、ごま油小さじ1、醤油小さじ1、豆板醤小さじ4分の1を混ぜて作ったたれをかけたら完成です。
□まとめ
今回は、はまぐりだしの取り方とはまぐりだしを使用した料理の作り方について解説しました。
これらの知識が、料理人の皆さんが新たな創造へと踏み出す助けとなれば幸いです。
当社では、希釈するタイプのはまぐりだしを販売しております。
はまぐりだしを取る時間を短縮でき、味の安定化を図れる、このはまぐりだしを使ってみませんか。