私たちの強みは、産地・ロットごとに品質が異なるなど、仕入原料が不安定である中、年間を通して均一な味に仕上げるとこができる技術です。
鰹節の産地から離れているという不利な点をプラスに考え、何か他社との差別化を図らなければならないという思いから、原料の選定技術、ブレンド技術には自信を持っています。「ダシを科学する」をコンセプトに、さまざまな素材の分析から始め、素材のうまみを活かすということに着目した研究を行っています。
人が行う官能検査はもちろん味覚センサーの官能数値とアミノ酸数値の分析を行い、科学的根拠のあるデータをもとに、高品質の味を安定的にご提供させていただくのが私たちの強みです。
飲食店やホテル・旅館などオーナーの皆様のお悩みは、材料の製品ロットによって品質が安定しないなどのだしブレがあり、同じ条件で調理しても料理の味が安定しないことではないでしょうか?
フタバの業務用だしパックや液体だし、削りぶしをお使いいただくことで、味の均一化を図ることができます。
多店舗展開を行っている飲食店や、これから多店舗展開をお考えの方には本店の味を守るためにも味の均一化はとても大切なことです。
業務用として開発した製品ですから、市販されているだしパックやだしつゆとは違い、厳選した原料とブレンド技術により作られています。フタバのだしパックやだしつゆは香り・だし感などの品質が高く、他店との差別化にもつながります。
飲食店をはじめとした外食産業の大きな課題は、なんと言っても「人手不足」ではないでしょうか?
フタバのだしパック、濃厚だしをお使いいただくことで、仕込みにかかる時間が削減され、原料費・人件費などのコストダウンにつながります。
また、調理経験の少ないスタッフでも品質の高い料理をご提供いただくことができます。
他店との差別化を図るため、個性あるオリジナルのだしを開発したいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?フタバでは、これまでの豊富なお取引実績から、皆様が実現したいオリジナルのだしの開発をサポートさせていただきます。
オリジナルのだしを開発することで、店舗での材料ロスの軽減や、材料の在庫管理の軽減、品質管理の向上が可能となります。
原料節を仕入れの段階から、全品必ずだし引きをして官能検査を行った上で使用しております。だしパックの場合は抽出のしやすさも重要になってきますので、原料を製品に合わせた形状(粒の大きさを変えて)にして、だしを引き、官能検査をしてから製品に使用する原料節を選定しています。厳選した原料を使い、お客様のニーズに合わせ、さまざまな形にブレンドしていくことがフタバの使命と考えています。
主な原料として、かつお節は、静岡県(焼津)、鹿児島県(枕崎、山川)
宗田鰹節は、鹿児島県(枕崎)、高知県(土佐清水)、静岡県、熊本県、愛媛県
鯖節は、静岡県(沼津)、鹿児島県(枕崎)、熊本県(牛深)、宮崎県、愛媛県
いわし節は、長崎県、熊本県、静岡県、愛媛県
ムロアジ節は、静岡県(沼津)、熊本県(牛深)、鹿児島県(枕崎)、愛媛県
あご節は、長崎県、熊本県より仕入れています。
※各産地より仕入れ、自社で品質管理基準のもと、ブレンド配合しています。
原料は一本一本、微妙に味が違います。香り、味、だし色、透明度など商品のコンセプトに合わせて、常に5~10種類の原料節をブレンドし、製品の味が均一になるようにこだわっています。機械だけに頼らず、経験豊富なブレンダーが今までの経験を活かし、確実に調合しています。
また、当社独自の鰹節エキスの濃縮機を導入し、最高品質のだし汁を限界まで濃縮した「鰹節エキス」の内製化を行っております。この鰹節エキスを使って、香り・コク・旨味がある味ともに最高クラスの商品を安定してお届けすることができ、全国のプロの料理人の皆様からフタバの商品をご指名いただいております。
各製造工程での微妙な調整など、季節・天候によって変動する室温・湿度を考慮した品質保持は、削りぶし製造では削り刃を10ミクロン以下で微妙に調整します。
だしパック製造では粉砕から乾燥の具合が一定になるよう設定条件の調整、だしつゆ製造ではだしの出具合によって抽出条件を微妙に調整するなど、経験を積んだスタッフが、製品づくりにおけるマニュアルだけでは伝えることのできない「感覚」を活かし、日々現場で製造しております。
安心してお使いいただくために、製品を製造中に幾度も抜き取り検査を行い、品質を厳しくチェックしています。
削りぶしに関しては、きれいに削られているか。ふんわり削られているか。色・香り・水分、削りの厚さは品質管理基準内であるか。また、削りぶし・だしパックともにだしを引き官能検査、色彩測定、透明度、沈殿物などのチェックを行います。
だしつゆ、海鮮だしでは風味などの官能検査、色彩検査などのチェックで品質管理をしています。
<検品>
包装後は、金属探知機・ウェイトチェッカーに通し、シール不良や噛み込みがないかを人の目でチェックします。ロットごとに3回に分けて検体を抜き取り、酸素残存量検査、粒度分布検査、製品形状のチェックを行います。
また、他にも定期的に作業現場ふき取り検査・作業員の手指ふき取り検査・使用原材料検査を行ない、製品の安全を確認した上で製造しております。
<微生物検査>
フタバは自社基準を各製品に設定し、厳しい管理体制のもと製品の安全性を確保しています。
社内に微生物検査室を設け、全製品ともに一般生菌数、食中毒菌等の検査を行っています。
削りとだしつゆ・海鮮だし製品では全てのライン毎に 検査しています。
年間の検体数は約10,000検体に及びます。
フタバでは600種類のアイテムを取り扱っていますので、これまで、ラーメン店、そば・うどん店、居酒屋、惣菜・仕出し弁当、食品メーカー、介護施設・病院、通販・ギフト会社、旅館・ホテルなど累計6800社を超える多種多様な企業様とお取引をさせていただいております。
プロの皆様から評価いただいてきたフタバのだしパック、削りぶし、だしつゆ、海鮮だしは自信を持っておすすめできる製品です。
フタバ本社工場は、『削りぶし』のJAS(日本農林規格)認定を取得しています。
また、グループ会社を含めた三施設(フタバ本社工場・中央研究所・N&T下田本社工場)で国際規格であるFSSC22000、ISO22000を2020年10月1日に認証 取得いたしました。これからもフタバはお客様へ安心・安全な商品をお届けいたします。
また、各製品の製品規格書、微生物検査成績表などお客様が必要とする書類も作成しております。海外に輸出する際、提出が必要な書類にも対応しております。
当社では国内の産地から厳選した原料を安定調達しているため、大きなロットでも小さなロットでもお客様のご要望にお応えしております。
当社の強みであるダシエキスを加えることで、奥深い濃厚なだしの開発も実現できます。様々なだしに関するPB・OEMのご要望をお気軽にご相談ください。