あさりとしじみ、一見似たような貝類と思われがちですが、実は多くの違いが存在します。
この記事では、あさりとしじみの違いを明らかにし、それぞれのおすすめレシピについてご紹介します。
あさりとしじみの魅力を知り、それぞれの特徴を活かすレシピで料理のレベルをアップさせましょう。
 

◻︎あさりとしじみの違いとは?

 
同じように思えるあさりとしじみですが、以下のように大きく違う点が3つあります。
 
1.大きさに差がある
 
あさりは直径が3~4cmと、しじみよりも一回り大きいです。
それに対してしじみは直径が約2cmと小さく、その小ささが味噌汁などでよく用いられる理由の1つでもあります。
あさりは個体差があり、大きなものでは直径6~7cmにもなることも。
この大きさの違いは、それぞれの料理での使い勝手に影響を与える大きな要因です。
 
2.色と模様が異なる
 
あさりは表面に細かい筋が走っており、多種多様な色と模様が見られます。
一方で、しじみは黒っぽい色調で、模様はほとんどありません。
あさりとしじみどちらかわからない場合は、触ってザラザラしている方があさり、ツルツルとした触り心地がしじみというように触った感覚も1つの判断基準として利用できます。
 
3.味の違い
 
あさりは海に生息しているため、苦味が感じられる淡泊な味わいが特徴です。
対照的に、しじみは淡水や河口に生息しており、味わいは濃厚で独特の風味があります。
この味の違いは、砂抜きの際にも影響を与え、あさりは砂抜きの際に3%の塩水を用いる必要があります。
 

◻︎あさりとしじみそれぞれのおすすめレシピ!

 

*あさりの炊き込みごはん

 
あさりはその大きさと淡泊な味わいから、炊き込みごはんに最適です。
大ぶりで殻が割れていないものを選ぶことで、最高の炊き込みごはんが楽しめます。
模様がはっきりとしたものを選ぶと、味も見た目も一層素晴らしいものになりますよ。
 

*しじみの味噌汁

 
しじみといえば味噌汁、というイメージがある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
しじみはその小ささと濃厚な味わいから、味噌汁によく用いられます。
しじみから出る旨味が十分ですので、だしは必要ありません。
水、酒、味噌を用いて簡単に作れ、その濃厚な味わいを堪能できます。
 

◻︎まとめ

 
あさりとしじみ、似ているようで多くの違いがあります。
大きさ、色と模様、味わいと、それぞれに独自の特徴があり、これらの違いを理解することで、料理の選択肢も広がり、より美味しい料理を実現できるでしょう。
貝類の魅力を知り、料理に生かす。
そんな楽しみ方をこの記事で見つけていただければ幸いです。
 
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