海の幸を使用したメニューを考案したいけれど、なかなかイメージが頭に思い浮かばず、悩まれている方がいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方に向けて、栄養素が豊富なあさり料理をご提案します。
今回は、あさりに含まれている具体的な栄養素と、あさりの良さを最大限生かすための調理方法について紹介します。

□あさりに含まれる栄養素とその効能とは?

あさりには、カルシウム、鉄分、ビタミンB2、ビタミンB12、ビタミンⅭ、タウリンといった多様な栄養素が含まれています。

「カルシウム」は、歯や骨を生成するのに欠かせない栄養素です。
カルシウムの不足によって、骨がもろくなるでしょう。

「鉄分」は、全身に酸素を送るために欠かせないミネラルです。
もしも不足したら、貧血、集中力や筋力の低下、頭痛、食欲不振などの不調が起こりやすくなります。

「ビタミンB2」は、発育を促すために重要な働きを担っており、爪や髪の再生、皮膚や粘膜の保護に大きく貢献しています。
ビタミンB2の不足は、口内炎や角膜炎などを引き起こします。

「ビタミンB12」は、エネルギー代謝に不可欠な栄養素でもあり、たんぱく質、アミノ酸、脂肪酸の代謝に深いかかわりがあります。
赤血球の成分としても大きな役割を担っているため、貧血予防にも効果があります。

「ビタミンC」は、血管や腱、血管等を構成するコラーゲンの生成のために必要不可欠です。
さらに、免疫力の向上にも欠かせません。

「タウリン」は、血液をサラサラにし、余分なコレステロールの排出を助け、動脈硬化を防いでくれます。
また、肝臓の働きも活発にするため、アルコール障害にも効果をもたらしてくれます。

□おすすめの食べ方とは?

*栄養を効果的に摂取するためには、あさりを加熱しよう!

あさりを加熱した時に出る汁にうまみ成分と栄養素が含まれているので、煮汁と一緒に摂取できる調理法がおすすめです。
例として、味噌汁、スープ、炊き込みご飯が挙げられます。

さらに、加熱をする際、水から徐々に温めることを意識しましょう。
ただし、加熱のし過ぎは身が固くなってしまいます。
あさりが口を開いたらすぐに火を消すように注意しましょう。

*あさりとの組み合わせに効果的な食材とは?

ビタミンC、ビタミンD、たんぱく質の多い食材と組み合わせることを推奨します。

「ビタミンC」は、トマトやじゃがいもなどの野菜に含まれており、鉄分の吸収を促進してくれます。
また、「ビタミンD」は、カルシウムの吸収を助ける栄養素で、きのこ類に多く含まれています。
鉄分やカルシウムの吸収率を上げてくれる「たんぱく質」は、牛乳や乳製品に含まれています。

□まとめ

あさりには、私たちの健康のために必要不可欠な栄養素が揃っています。
また、あさりを美味しく頂くために、調理法や組み合わせ食材に意識しましょう。

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