しじみの旨味を最大限に引き出す方法をご紹介します。
しじみはその小さな体に実に豊富な旨味を秘めていますが、正しい調理法を知ることで、さらにその魅力が引き立ちます。
本稿では、しじみの美味しさを最大限にアップさせる冷凍保存についてご紹介します。
香り高いスープや風味豊かなパスタなど、あなたの食卓でしじみの旨味を存分に楽しませる方法を見つけてください。

 

□しじみを冷凍する方法とは?

 

*旨味成分と栄養が増える

 

しじみは冷凍すると、細胞が壊れ、旨味成分を吸収しやすくなります。
さらに、代表的な栄養であるオルニチンは冷凍で8倍に増えます。

 

*長期保存が可能になる

 

しじみは、生ものなので日持ちしにくいです。
少しの間は保存できますが、栄養がないため、身が細くなっていってしまいます。
新鮮なうちに冷凍保存を行うことで、美味しさも長持ちさせられます。

 

*調理の時短になる

 

しじみの下処理は時間がかかります。
安売りの時にまとめて買い、下処理の手間を終わらせ、冷凍保存することで節約、調理の時短につながります。
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しじみ以外にもあさりや牡蠣のだしも揃えております。

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□冷凍しじみの作り方とは?

 

1.まずは、しじみをこすり洗いします。
塩分濃度3%の塩水に浸して砂抜きを行います。
あさり同士が重ならないように並べてあげることで、再び砂を吸い込むことを防げます。

一度冷凍してしまうと、あさりは二度と砂を吐き出さなくなります。
冷凍する前にきちんと砂抜きを行うようにしましょう。

 

2.3時間程放置したら、水からあげ、さらに3時間放置します。
この工程であさりの旨味成分である、コハク酸が増加します。
注意点は、乾燥しすぎないよう、濡れたキッチンペーパーを被せてあげることです。

 

3.放置した後は、冷凍を行います。
この時に口が開いているしじみは取り除いておくようにしましょう。
死んだあさりを一緒に冷凍してしまうと、臭みが移ってしまいます。

冷凍しじみは最大3か月保存できます。
しかし、あまり冷凍庫の中に保存しておくと味は落ちてしまいます。
できれば1か月以内に使い切るようにしましょう。

 

□まとめ

冷凍することで、細胞が壊れ、旨味成分を吸収しやすくなり、栄養価も増えます。
また、冷凍保存によって長期間の保存が可能となり、しじみの新鮮な美味しさを長く楽しめます。
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