しじみには、肝臓の働きを高めてくれる効能があります。
また、自然からの恵みを感じられるしじみ出汁は、その味わい深さで料理を一層引き立ててくれます。
今回は、しじみ出汁の基本的な作り方から、それを活用したさまざまなスープレシピまでを紹介し、しじみ出汁の魅力を深堀りします。

 

□しじみ出汁の基本!砂出しとだし取り

 

1:しじみの砂出し

 

しじみ200gに対して、水200mlと塩小さじ5分の1を用意します。
そして、新聞紙をかぶせて3時間程度放置しましょう。
しじみは砂出しをすることで、砂や泥を取り除き、清潔で美味しい出汁を取れます。
塩水での砂出しは、しじみにストレスをかけず、自然に砂を吐かせるための最適な方法です。

 

2:出汁の取り方

 

砂出ししたしじみから出汁を取る際には、昆布との相乗効果を利用します。
昆布から出る旨味成分がしじみの風味を引き立て、複雑で深みのある味わいの出汁を生み出します。
アクを丁寧に取りながら、しじみの出汁をじっくりと引き出すことがポイントです。

 

□しじみ出汁を使ったスープレシピのアイデア

 

しじみ出汁は、シンプルながらもその深い味わいで、さまざまな料理に応用できる点が魅力的です。
この出汁は、和風スープだけでなく、洋風や中華風、さらには韓国風のスープにも使えます。
ここでは、3つのスープのレシピを紹介します。

 

1:和風スープ

 

しじみ出汁を使った和風のスープ、特にみそ汁は、多くの日本家庭で親しまれています。
しじみの濃厚な旨味が溶け込んだ出汁をベースにすることで、一般的なみそ汁に比べて格別の味わいを楽しめます。

昆布や酒を加えてさらに風味を豊かにし、仕上げには三つ葉を加えることで、見た目にも鮮やかで、食事のスタートを華やかに彩る一品が完成します。

 

2:洋風スープレシピ

 

しじみ出汁は、洋風のスープ作りにも最適です。
たまねぎ、にんじん、セロリなどの野菜としじみを組み合わせることで、野菜の甘みとしじみのうまみが一体となった深い味わいのスープが完成します。
しじみは加熱しすぎず、野菜とのバランスを考えながら調理することがポイントです。

 

3:中華風スープ

 

しじみ出汁に、一口大に切った冬瓜、しょうが、ごま油、みりん、酒を加え、弱火でじっくり煮込むと薬膳スープが完成します。
しょうがには、新陳代謝を高めて体を温めてくれる効果があるため、食欲不振やむくみがある方におすすめのレシピです。

冬瓜の代わりに、わかめを入れてもおいしいですよ。

 

□まとめ

 

しじみ出汁は、その深い味わいと健康効果が魅力です。
また、しじみ出汁を使ったスープは、和風から洋風まで幅広くあり、どのスープにも相性バッチリです。

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