大寒の頃から春にかけて店頭に並ぶはまぐりをみると、春の訪れを感じる方も多いのではないでしょうか。
縁起物としても日本で古くから親しまれているはまぐりは、お吸い物や茶碗蒸しなどに含まれていることが多いですよね。
何気なく日頃の料理に含まれているはまぐりにどのような栄養素が含まれているか、考えたことはありますか。
本記事では、はまぐりに含まれる栄養素や、はまぐりが持つ効能についてご紹介しますのでぜひお読みください。
□はまぐりに含まれる栄養とは?
お吸い物や蒸し焼きにして食べることの多いはまぐりには、以下のように豊富な栄養素が含まれています。
・マグネシウム
骨や歯を作る大切な栄養素であるマグネシウムは、体内で多くの酵素の働きを支えます。
また、体や肌を健康に保つ作用も備えているため美のミネラルと呼ばれることも。
・鉄
鉄分は、体内の隅々に多くの酸素を届ける役割を果たしている重要な栄養素です。
鉄が不足すると体内の隅々にまで酸素を届けることが難しくなり、立ちくらみや動悸を起こしてしまう恐れもあります。
・亜鉛
亜鉛はタンパク質の代謝を担っているため、肌や粘膜を健やかに保つという作用があります。
不足してしまうと舌の上にある味蕾という細胞の代謝が悪くなり、味覚障害を引き起こしてしまうかもしれません。
・ビタミンB12
こちらの栄養素の役割はヘモグロビンを生成したり、脳から出る信号を神経に伝えることです。
不足した場合は、悪性貧血を引き起こすこともあるので注意が必要です。
□はまぐりに期待できる嬉しい効能2選
はまぐりを食べると以下のように嬉しい効果が期待できます。
*貧血を予防できる
はまぐりに含まれている鉄分は上記で紹介したように、体内に酸素を届ける役割を果たします。
鉄分を不足させないために鉄分を含む食材を摂取しようとお考えの方は、同時に鉄分の吸収を良くする働きを持つビタミンCも摂取すると良いでしょう。
*肝機能を高める
はまぐりにはタウリンといって、肝細胞の促進を助ける働きを持つ栄養素も含まれています。
また、タウリンには胆汁の分泌を促す働きがあるとも言われており、肝機能を高めたい場合にタウリンは最適です。
上記のように、はまぐりは美味しさだけでなく多くの魅力を兼ね備えていますので、ぜひ食べてみてくださいね。
□まとめ
はまぐりには、マグネシウムや鉄、亜鉛など多くの栄養素が含まれており、食べると貧血を予防できたり肝機能の向上が期待できるという効能を持った素晴らしい食材です。
当社では茶碗蒸しやお吸い物、パスタなど様々な料理に幅広く使用できる、はまぐりを含んだ素材調味だしを販売しております。
はまぐりを摂取したいが食べるまでに手間がかかるという方でも、いつもの料理に足すだけで手軽に食べられますのでぜひご利用ください。