水出しの出汁が薄いと感じたことはありませんか。
水出しの出汁についての知識は、料理の基本中の基本。
その出汁の取り方や、調味だしの特徴を深く知ることで、料理の味わいや風味が格段に向上します。
今回は、水出しの出汁の取り方や、さまざまな調味だしの特徴についてご紹介します。
□水出しの出汁の取り方
1.かつお出汁
かつお出汁は、日本料理では特に幅広く使われています。
・水1リットルとかつお薄削り30gを使用します。
・ポットに入れ、冷蔵庫で8時間以上置くことで、深い味わいが引き出されます。
・ザルでこし、冷蔵保存で3日間使用可能です。
2.昆布出汁
昆布出汁は、独特のコクと旨味が特徴です。
・昆布30gを水1リットルに入れます。
・冷蔵庫で8時間置くことで、昆布特有の旨味が溶け出します。
・昆布を取り出し、冷蔵保存で3日間使用可能です。
3.煮干し出汁
煮干し出汁は、魚の旨味を凝縮したような風味が魅力です。
・煮干し30gを水1リットルに入れます。
・冷蔵庫で一晩保存することで、煮干しの風味が水に移ります。
・ザルでこし、冷蔵保存で3日間使用可能です。
4.干ししいたけ出汁
干ししいたけ出汁は、椎茸特有の香ばしさと深い味わいが特徴です。
・干ししいたけ3~4を水500ccに入れます。
・冷蔵庫で12~24時間置くことで、椎茸の旨味が十分に引き出されます。
・ザルでこし、冷蔵保存で3日間使用可能です。
□簡単な出汁の取り方とは?
調味だしは、手軽に美味しい出汁を取るための便利なアイテム。
その中でも、特に人気のある調味だしの特徴を詳しく紹介します。
1.素材調味だしあさり
厳選したあさりを使用しており、殻ごと煮出した風味と旨味が特徴です。
料理のアクセントとしても使用できます。
2.素材調味だしはまぐり
厳選したはまぐりを使用したやさしい甘みとまろやかな旨味が魅力です。
また、さまざまな料理に合わせやすいです。
3.匠 鰹本節(花)
静岡県産、鹿児島県産原料節を使用した鰹の上品な香と旨味が特徴の鰹節です。
料理の深みを出すのに最適です。
4.本がつを
厳選された本鰹に「かつお節エキス」をコーティングしたもので、ノビやコクの強いフタバを代表する鰹だしです。
特に和食におすすめです。
5.匠 鰹本節厚削り
酸味が弱く、旨味の強いだしを追求しただしです。
自社独自の品質基準で原料を選定しており、料理のバリエーションを広げるのに役立ちます。
□まとめ
水出しの出汁の取り方や、調味だしの特徴を深く知ることで、料理の風味や味わいが一段と向上します。
基本的な出汁の取り方から、さまざまな調味だしの特徴まで、幅広く出汁の知識を身につけ、毎日の料理をより美味しく楽しんでください。