本稿では、あさりの保存方法をご紹介します。
保存容器の注意点、下処理についてのヒントをご紹介します。
これらの手順を守ることで、あさりの鮮度を保ち、美味しい料理の材料として使い続けられます。
調理の際に素材の品質を最大限に活かすために、ぜひご覧ください。

 

□下処理方法とは?

あさりを保存する前に必要なのが、砂抜きです。
少しでも怠ってしまうと、食べた時に食感が台無しになってしまいます。
砂抜きの方法は、塩分濃度3%程の食塩水にあさりが重ならないよう並べるだけです。
暗い場所に3時間程放置しておけば砂抜きが完了します。

 

□あさりの保存方法とは?

 

*冷蔵保存

 

1.砂出しをしたあさりを塩水につけて保存

砂がたまっている砂出し用の水は捨て、綺麗な水を容器に入れ、濃度3%の塩水を作ります。
あさりを入れたらそのまま冷蔵庫に入れて保存します。
このときは、しっかりフタをせず、キッチンペーパーなどをかぶせるようにしてください。
フタをしてしまうと、容器が密閉され、あさりが呼吸できなくなってしまいます。

また、濡れた新聞紙にくるんで袋に入れ、冷蔵庫に入れる方法もあります。
容器に入れた時と同じく、密閉しないようにしてください。

 

2.保存期間

どちらも保存期間は1から2日です。
早めに食べてしまうようにしましょう。

 

3.死んだあさりを食べて良いのか

冷蔵庫に入れると、あさりは仮死状態になっています。
活動を停止しているだけで、生きているため鮮度は保たれています。

しかし、保存している期間に死んでしまうあさりもいます。
死んだあさりは、腹痛や下痢、嘔吐などの原因になることがあるため絶対に食べてはいけません。

以下のポイントで死んだあさりを見抜くようにしましょう。

・匂いがある
・砂出しをした水が白く濁っている
・殻が開きっぱなし

 

*冷凍保存

 

水分をよくふき取り、冷凍できる容器にあさりが重ならないよう並べ冷凍庫に入れ保存します。
殻ごと冷凍すると、約1か月、むき身にして冷凍すると、3週間ほど保存できます。

 

□まとめ

本稿では、あさりの保存方法をご紹介しました。
冷蔵、冷凍保存を行う前に必ず砂抜きを行っておくようにしましょう。

冷蔵保存では、塩水につけて冷蔵庫で保管し、密閉を避けることがポイントです。
水分をふき取り、殻ごとまたはむき身で冷凍できます。
保存期間に注意し、死んだあさりを食べないようにしましょう。
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